フリーコンサルなら激務じゃない!コンサルファームから乗り換えよう

深夜2時、翌朝のクライアントミーティングに向けた資料作成を迎え、タクシーで帰宅し数時間の仮眠をとって再び出社する。

コンサルティングファームに所属するコンサルタントにとって、このような働き方は決して珍しいものではありません。「成長のための投資」「プロフェッショナルとしての責任」という言葉で正当化されがちですが、ふと我に返ったとき、「この生活をいつまで続けられるのだろうか」という不安に襲われることはないでしょうか。

高い年収と引き換えに、心身の健康やプライベートな時間を犠牲にする働き方が「当たり前」とされている業界ですが、近年、その常識を覆す選択肢として「フリーコンサルタント」が注目を集めています。独立することで、激務から解放されつつ、ファーム時代と同等かそれ以上の収入を得ている人が増えています。

本記事では、なぜコンサルファームは構造的に激務になりがちなのかを紐解きながら、フリーランスになることでどう働き方が変わるのか、そして「稼働率を落としても収入が上がる」驚きのカラクリについて徹底解説します。

その働き方、いつまで続けますか?

「激務」という言葉は、コンサルタントの代名詞のように使われますが、それは本当に必要な激務なのでしょうか。多くのコンサルタントが、日々の業務に追われ、自分自身のキャリアや人生についてじっくり考える時間を奪われています。しかし、外の世界に目を向ければ、あなたのスキルをより高く評価し、より人間的な働き方を許容してくれる市場が広がっています。

フリーコンサルなら働き方は自分で選べる

会社員である以上、会社の命令は絶対です。希望しないプロジェクトや、炎上必至の案件であっても、組織の論理で断れないことがほとんどでしょう。また、勤務地や労働時間についても、基本的には会社の規定やクライアントの都合に合わせざるを得ません。

一方、フリーコンサルタントの最大の魅力は、案件を選ぶ権利が自分にあるという点です。

選択可能な条件の例

  • 稼働率:週5日のフル稼働だけでなく、週3日や週4日といった契約が可能。
  • 契約期間:3ヶ月や6ヶ月といったスパンで契約し、プロジェクトの合間に1ヶ月の長期休暇を取るといった働き方もできる。
  • 勤務形態:フルリモート可能な案件や、出社頻度が低い案件に絞って探すことができる。
  • 業務領域:自分の得意な領域や、今後伸ばしたいスキルの案件だけを選定できる。

このように、ライフステージや体調、家庭の事情に合わせて、働き方を柔軟にカスタマイズできるのがフリーランスの特権です。「子供が生まれたので稼働を減らそう」「今は稼ぎどきだから高単価案件でバリバリ働こう」といった調整が、自分の判断で行えます。

「自由な時間」と「高い収入」は両立できる

「フリーランスになると収入が不安定になるのでは?」「稼働を減らしたら年収が下がるのでは?」という不安を持つ方は多いです。しかし、コンサルティング業界においては、この常識は必ずしも当てはまりません。

なぜなら、コンサルタントに対する市場の需要は極めて高く、特に即戦力となる経験者は慢性的に不足しているからです。そのため、フリーランス向けの案件単価は高騰しており、効率よく働くことで「時間」と「お金」の両立が可能になっています。

時間と収入のバランス比較表

項目コンサルファーム(会社員)フリーコンサルタント
労働時間残業が常態化、社内業務(採用・育成等)にも時間を奪われやすい社内業務(採用・育成等)は一切なし。契約したプロジェクト業務のみに集中できる
報酬構造固定給 + ボーナス(会社の業績に連動)契約単価(案件ごとの報酬がダイレクトに収入へ)
時給換算残業時間が長く、実質時給は低くなりがち労働時間がコントロールでき、高時給を維持
自由度低い(会社・上司の都合が最優先)高い(自分の都合を優先できる)

コンサルティングファーム時代は、プロジェクト業務を効率よく終わらせても、採用面接や若手の育成、社内会議といった「プロジェクト以外の業務」に多くの時間を取られていたのではないでしょうか。
しかしフリーランスになれば、そうした社内業務から解放され、純粋にクライアントへの価値提供のみに集中できます。そのため、業務を効率化して生み出した時間はすべて「自分の時間」になります。その時間を休息やスキルアップ、あるいは別の案件で収入を増やすことも可能です。

なぜコンサルファームは「激務」なのか?構造を解説

ファームを辞めてフリーランスになった途端、労働時間が劇的に減ったという声は非常によく聞かれます。これは個人の能力が変わったからではなく、コンサルティングファームという組織が抱える「構造的な問題」から解放されるからです。なぜファームにいると、あんなにも忙しいのでしょうか。

上司への過剰な忖度と手戻り

ファームにおける激務の大きな要因の一つが、社内の階層構造(ヒエラルキー)に起因するレビュープロセスです。スタッフが作成した資料は、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクター、そしてパートナー(共同経営者層)と、何段階ものチェックを受けます。

ここで問題になるのが、各階層での「手戻り」と「過剰品質」の追求です。

  • 上位者の「鶴の一声」:マネージャーの承認を得て進めていた方向性が、パートナーの一言ですべてひっくり返り、深夜から資料の作り直しになる。
  • 過剰な忖度:「パートナーはこういう色使いが好きだ」「このフォントではない」といった、本質的ではない好みに合わせるための修正作業。
  • 「念のため」資料:会議で突っ込まれた時のためにと、使われるかどうかわからない補足資料(アペンディックス)を大量に作成させられる。

これらはクライアントへの価値提供というよりも、社内の承認を通すための作業に他なりません。フリーランスとして現場に入れば、カウンターパート(顧客側の担当者)と直接やり取りすることが多くなり、このような社内階層による理不尽な手戻りは激減します。

終わらない社内調整と会議

コンサルタントのスケジュールを圧迫しているもう一つの要因が、プロジェクトワーク以外の社内業務です。ファームは組織である以上、組織を維持・運営するためのコストがかかります。

ファーム特有の「見えない仕事」

  1. 評価会議(キャリブレーション)の準備:自分の評価を上げるため、あるいは部下を昇進させるために、膨大な評価シートや根拠資料を作成し、関係者への根回しを行う。
  2. 稼働率(ユーティライゼーション)管理:アサイン調整のための会議や、稼働率が低い場合の社内施策への参加強制。
  3. 営業支援活動:提案書作成の手伝いなど、自分の売上には直結しないが、組織として必要な業務への動員。

これらの業務は、日中の時間を奪い、結果としてプロジェクトワークを定時後や深夜に押しやることになります。「日中は会議で埋まり、作業は夜から」という働き方が常態化するのは、この組織維持コストの高さが原因です。組織から離れることで、これらの時間はすべて不要になります。

フリーコンサルは「激務じゃない」3つの理由

構造的な要因を理解したところで、実際にフリーコンサルタントになると、なぜ「激務」ではなくなるのか。その具体的な3つの理由を深掘りします。これは単に仕事が減るということではなく、仕事の「質」と「向き合い方」が変わることを意味します。

理由①:自分で「稼働率」をコントロールできる

フリーランスにおける最大の武器は、契約による「稼働率」の定義です。会社員であれば、週5日フルタイムで働くことが前提であり、残業も「包括的」に含まれているケースが多いでしょう。しかし、フリーランスの契約は非常に明確です。

例えば、「稼働率80%(週4日相当)」で契約した場合、クライアントもその前提でタスクを依頼します。金曜日は完全にオフにする、あるいは毎日定時で切り上げるなど、自分のペースを守りやすくなります。

また、もしクライアント側から契約範囲を超える業務を依頼された場合、フリーランスであれば以下の対応が可能です。

  • 追加費用の請求:稼働時間が増える分の追加報酬を交渉する。
  • 業務のスコープ調整:「契約範囲外ですので対応できません」と断る、もしくは「他のタスクを減らして対応します」と調整する。

会社員時代は「やるのが当たり前」だった残業が、フリーランスでは「追加発注」という扱いになります。この契約という防波堤があるため、なし崩し的な長時間労働が発生しにくくなるのです。

理由②:無駄な社内政治や会議がゼロになる

前述の通り、ファームには特有の社内政治が存在します。「Up or Out(昇進するか、去るか)」の文化が色濃い組織では、社内でのプレゼンスを高めることが生存戦略として必要不可欠でした。

しかし、フリーコンサルタントにとっての評価者は、目の前のクライアントのみです。

  • 上司に気に入られるための社内根回し
  • 派閥争いや出世競争への配慮
  • 全社ミーティングや部門会議への強制参加

これらが一切なくなります。誰かの顔色を伺うためにエネルギーを使う必要がなくなり、純粋にクライアントの課題解決にだけ集中できる環境が手に入ります。精神的なストレスが減るだけでなく、物理的な拘束時間も大幅に削減されます。

理由③:プロジェクト外の「ついで仕事」を断れる

ファーム在籍時、プロジェクト業務(ビラブルワーク)以外に、収益を生まない社内業務(ノンビラブルワーク)をどれくらい抱えていたでしょうか。これらは「会社員としての義務」として、断ることが難しいものでした。

フリーランスが解放される「ノンビラブル業務」の例

  • 採用活動:新卒・中途採用の面接官、説明会への登壇、リクルーター業務。
  • ナレッジ活動:社内勉強会の企画・運営、事例共有資料の作成、記事執筆。
  • 社内イベント:キックオフ、忘年会、社員旅行などの幹事や運営業務。
  • メンター制度:後輩社員の相談役や指導係。

フリーコンサルタントは、契約したプロジェクトの業務遂行に対して報酬を受け取ります。したがって、クライアント企業の採用面接を手伝ったり、飲み会の幹事をしたりする義務は原則としてありません。

「案件以外の会議がゼロになる」ことのインパクトは絶大です。カレンダーの隙間時間にこれらの雑務が入ってくることで分断されていた集中力が、フリーランスになれば保たれます。結果として、プロジェクトに集中でき生産性が向上するため、同じ成果をより短い時間で出せるようになるのです。

「稼働60%」でもファーム時代より高収入のカラクリ

「激務から解放されるのは魅力的だが、やはり収入が下がるのは怖い」。そう考える方にこそ知っていただきたいのが、フリーコンサルタントの収入構造の真実です。実は、稼働率を60%(週3日程度)に落としても、ファーム時代の手取り額を上回ることは十分に可能です。

高単価案件を選び、労働時間を減らせる

まず、コンサルティング案件の単価相場を見てみましょう。戦略系やIT導入(SAPなど)、PMO(プロジェクトマネジメント支援)などの領域では、フリーランス向けの月額単価は非常に高水準です。

月額単価の目安(一例)

  • シニアコンサルタントクラス:100万円 〜 140万円
  • マネージャークラス:150万円 〜

仮に月額150万円の価値があるスキルを持っているとします。これを稼働率60%(週3日)で契約した場合でも、計算上は月額90万円程度の売上になります。年商にすれば1080万円です。

ファーム時代、額面年収が1000万円だったとしても、そこから社会保険料や税金が引かれた手取り額は700万円〜750万円程度だったはずです。一方、フリーランスはここから「経費」を活用できるため、実質的な手元資金は会社員時代よりも多くなるケースが多々あります。

また、ファームではクライアントからの受注額のうち、個人の給与に還元されるのは30%〜40%程度と言われています。残りは会社の販管費や利益です。フリーランスになれば、エージェントのマージンを除いた報酬の大部分がダイレクトに自分の収入になります。この「中抜き」構造の違いが、労働時間を減らしても高収入を維持できる最大の要因です。

自分の裁量で「やらないこと」を決められる自由

「稼働60%」の真価は、単に休む時間が増えるだけではありません。空いた40%の時間をどう使うか、その裁量が完全に自分にあることです。

そして金銭面において重要なのが、税制上のメリットです。会社員には認められていない様々な出費を経費として計上できます。

個人事業主のメリット

  • 経費の活用:自宅をオフィスとして使用する場合の家賃や光熱費の一部、仕事で使うPCやスマホ代、書籍代、打ち合わせの飲食費、交通費などを経費にできます。
  • 青色申告特別控除:最大65万円の所得控除が受けられます。
  • 小規模企業共済:掛金が全額所得控除になる積立制度などを活用して、節税しながら老後資金を作れます。

これらを駆使することで、「課税される所得額」を圧縮できます。つまり、額面の売上が同じであれば、会社員よりも税金をコントロールしやすく、使える経費や手元に残るキャッシュが多くなるのです。

したがって、「稼働60%で年収が下がったように見える」場合でも、税引き後の手取りや、生活費の一部を経費で賄えることを考慮すれば、生活水準はむしろ上がっていることが珍しくありません。「60%稼働でファーム時代以上」というのは、決して大袈裟な話ではなく、数字に基づいた合理的な事実なのです。

キャリアの主導権を自分の手に取り戻そう

ここまで、フリーコンサルタントという働き方がいかに「激務」とは無縁であり、かつ経済的合理性があるかを解説してきました。会社という看板を下ろすことに不安を感じる気持ちはわかります。しかし、組織に依存し、心身をすり減らし続けるリスクと、自分の腕一本で自由に生きるリスク、どちらが今のあなたにとって大きな問題でしょうか。

新しい働き方への第一歩を踏み出そう

終身雇用が崩壊しつつある今、会社にキャリアを委ねることは、かえって危険な選択になりつつあります。自分の市場価値を把握し、複数のクライアントと直接繋がれるフリーランスという働き方は、変化の激しい時代における最強の生存戦略とも言えます。

「激務」は、コンサルタントの宿命ではありません。それは組織構造が生み出した副産物に過ぎないのです。自分の人生のオーナーシップを取り戻し、プロフェッショナルとして健全に働く。その選択肢は、すでにあなたの目の前にあります。

まずは、今の自分が市場でどれくらいの単価で評価されるのか、どのような案件があるのかを知ることから始めてみませんか?独立するかどうかは、その後に決めても遅くありません。

まずは信頼できるエージェントに相談してみる

フリーコンサルタントへの転身を成功させるためには、質の高い案件を紹介してくれるパートナーの存在が不可欠です。特に、高単価かつ労働条件の良い案件は、一般には公開されていない「非公開案件」としてエージェントが保有していることがほとんどです。

「今の働き方を変えたい」と少しでも思っているなら、まずはLuxe FreeConsultに登録し、エージェントと話をしてみてください。あなたのスキルが、想像以上に高く評価されることに驚くはずです。激務から解放された自由な未来への扉を、今こそ開けましょう

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About Us

この記事の著者

ラックスフリーコンサル編集部

外資系大手コンサルティングファーム出身。現在は、フリーランスITコンサルタント・PMO専門エージェントを運営し、多くの方のキャリア形成を支援しています。自身の経験から、高単価案件の獲得術やクライアントとの交渉術、市場価値を高める戦略などを熟知。このブログを通じ、案件成功からその先のキャリアまでを見据えた、フリーコンサルタントとして成功するための情報をお届けします。

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